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あかつき 事件簿

学園長の 身辺報告や雑感を 週刊誌風にまとめたものです

今週のスクラップブック 08/18

*盆の墓参りや、急に容態が変わった老人がいて、予定が狂いましたm(__)m

毎年夏のTVは
戦争の記録物が、年中行事になっていますが、今年はNHKの、旧・海軍軍令部の「反省会」なるものを見ました。
一目みただけで、いろいろな感想が噴出します。
何はともあれ、これほどの内容を、「恥だから」との理由で、国民に公表してこなかった「エリートの無責任さ」に、改めて怒りを覚えます。

若い方たちの受け止め方を見ることに、しばし専念してます。

指導的立場にあったヒトたちの、310万人の犠牲を、「間違いだったとは、言いたくない」という自己愛を許したものは、「戦後処理の都合」からの、「天皇とマッカサーの抱擁」が、生んだものだったのでしょうか?

最近ある田舎ニュースで、自分をだますのが上手な老人の名前を、見つけました。
もっともらしいことを唱えて、若者をだますのに懲りない男は、一生懲りないみたい。
むかし彼が言ったセリフを、ワタシはまだ覚えているんですけど(笑)


筋ジスの友人の
見舞いにいきました。
明るい家族で、助かります。

あれよあれよの展開で、家族としては、笑うしかない病気ではあるのですが、よってたかって偏屈な彼の性格をからかって、笑い声がたえません。
彼も血色の良い表情で、女房や娘にさからってました。
これが家族の力、なんですね。


今、友禅で、
海のボリュームに挑戦してます。
波にはいろいろあって。
サーファーなら、ご存知でしょうが、表面の波のまじって、波長20~30,40mという、長いのがまじってきます。
はるか数千kmのかなたから、来るそうです。

古代の海洋民族は、こうした波の、いくつかの種類を見わけて、旅をしたとか。

で、松島湾の、海の骨格というのか、寄せてくる波の、大きな動きまでは、描いてみました。
陸の木々を描いた絵の具の乾きが悪いので、しばし表層波に取り掛かるまでは、様子見です。
この抵抗に、なにか意味があるのか、ないのか(苦笑)

今、丘の上に立つ島の娘を、妊娠させるという風の伝説を、ふと思い出してます。
そんな風まで、わたしに描けるかどうか?

ブラジル政府すら、その孤立した文明を守るために接触を絶っているアマゾン奥地の部族では、すべての生命は、蟻が処理するそうです。

この部族の娘で、父親不明の子を宿した子が、祖父に
「森が生きるためのすべてを、あたえてくれる」
といわれて、共同体をはなれて、澄んだ眼で森にむかう姿も、浮かんできます。

この娘一家の今後を、ドキュメントは追いかけてません。
ただ常識的には、出産時だけの、一時的な森入りだと思います。

こうした問題の取り扱いは、歴史的にも、種々見られますが、こうした数百人規模の部族では、比較的にゆるやかだと想像されます。
というのは、ただでさえ平均寿命が短い社会で、共同体が子育てを放棄していては、こうした部族は、はるか昔に消滅していでしょうから。


ふと思い浮かんだことのメモです
桃曰(いわ)く
 憂(う)きものは
  わが種なりと
<河原枇杷男>

反骨といえば聞こえが良いですが、意固地なだけ。
下手な処世を、自嘲しているようで、なおも自分の我を押し付けています。
せめて自分を桃にたとえているところが、俳句特有のおかしみで、救いです。

ついでに思い出しましまた(笑)
死んだ親父がよく、「これさえなければ、桃は果物の王様だなあ」と、でかい桃の種にむかって、つぶやいてました。
彼は、この句を前提に、つぶやいていたんですね。
全身、桃の種みたいに、ワガママな人だったからの、発想でしょうね(苦笑)

そう言えば、13日が命日だったはず。


遅ればせながら
墓参りツアーです。
生き延びてる方にも、あやしいのがいて。
ワイワイしてます。

墓に向かう田舎電車のなかで、気が遠くなるような、ノンビリした時間の流れに、全身をただよわせる感覚は、ぬるい風呂に浮かんでいる浮遊感に似ています。
で、都会からの旅行客の、空虚でせわしないオシャベリに、殺意を感じてます(苦笑)


うちの墓石に
カタツムリが、いそろうしてました。

うちの石は、ちょっとデカイので、いつもカラスの宴会場なんですが、頭の上の突起が、微妙に安全保障になっているんですかね。
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今夜は、向かいの島に渡って、泊まるつもりです。


鬼ヶ島伝説が残る島に
渡りました。
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松島湾の外洋に面した島です。
島の天辺の、廃校になった小学校。
右は、そのそばから臨む、うちの墓です。
(右写真の奥の島影の、また奥の山の中です) 

で、その島の内海側にある、明治の初めの、アラスカでのラッコ猟長者の屋敷跡。
s011.jpg s012.jpg s013.jpg
右の海岸は、廃墟の前にひろがる、桟橋跡です。

s014.jpg s015.jpg s017.jpg
もともとは、北回り船の港だったのでしょう。
真中は、屋敷跡から見た、向かいの島。
*この島には、ワタクシが塩竃市に寄贈した親父の100号クラスの絵が、5点ほど飾られています。
右端は、屋敷の奥にある「雨降り石」への参道です。
島は、良い水が湧くのですが、それでも水源は雨水で、島に渡る船のなかでも、老人の話題は、かろうじて聞き取れた話では、「降りすぎても、降らなくても、雨は困るものだ」という話題でした。
ただし、それ以外の話は、ワタシには聞き取れませんでした。

それにしてもC群真中の写真の左奥が、D群右端写真の参道入り口につながるわけで、屋敷内に「雨降り石」への参道入り口を抱え込んだラッコ長者の権勢というのは、ちょっと今のわれわれの、想像を絶するものがあったように思います。

一方、その業績は、実は今、市の公民館にすら、遺品すらほとんど残っていません。
20年前は、近隣4島で1500人の人口があったのですが、今では、600人程度とか。
近世から近代にかけての、海洋日本のひとつの歴史が、この島々には埋もれています。

*1946年法社会学者・川島武宣(たけよし)が、山形県酒田沖の飛島にのこった「ナンキンコゾウ」なる「貰い子」慣行を、「奴隷制養子」として、「アジア的封建制の残滓」としてあげています。
前近代の漁村における労働組織の研究は、「アジア的停滞論」によって、その本質がかなりゆがめられたように思えます。

写真の最後は、島から臨んだ、松島海岸の灯篭流しの花火です。
th011.jpg th012.jpg th013.jpg


岳父の容態が
思わしくないので、今回の松島4島の探検は、急遽中止しました。


  1. 2009/08/17(月) 17:13:22|
  2. 今週のスクラップ
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筋ジスのお友達について

難病や認知症、そして脊損のように医療が携わるよりも、介護が重点となる病気があります。
現在、日本では医者が威張って、人の手になる介護よりも、薬を処方するだけで自分たちのやるべきことをしていると勘違いしているようです。インフォーマルな介護資源である家族という介護の担い手。介護される側としてはこれがいちばんの特効薬かもしれません。
真剣すぎるより、明るく少し手を抜いた心の通い合った介護が、その人の生活の質を高めていくのでしょうね。
  1. URL |
  2. 2009/08/20(木) 01:26:01 |
  3. 銀河旋風児 #vc27OTVA
  4. [ 編集 ]

仲間に

高名な教授がいるのですが、奥さんは、「できることはしたい」というのですが、患者もワタシも、昔からの教授をしっているので、「うん」といいません。

奥さんの気持ちも、痛いほどわかるのですが、ワタシは、患者を車椅子に乗せるコツとかを伝授しながら、バカ話しに行ってます。

どうせお互い、歳に不足はないわけで、患者も不遇ともいえる半生のすえの奇病で、もう何が大事かぐらいは、見分けが付く歳にもなってますので。

ほかにも脳座礁で、寝たきりの友人がいるのですが、彼のリハビりへの姿勢を見ていると、素質というのは、この程度の傷害では、消えないことがよくわかります。

良い家族というのは、やはり本人の資質が生み出したものなのでしょうね。

当たり前ですが、家族などというものは、一時の処方箋でできるわけではなく、見えない日々の営みが築きあげるものなのですから。

「ワタシの友人は、良い女房に恵まれている」とか、冗談めかして書いてますが、改めて「良い友」に恵まれたことを、感謝しています。

なかには、ヒドイのも、いるにはいるんですが(苦笑)





  1. URL |
  2. 2009/08/21(金) 17:08:36 |
  3. 梅原まこと #qHI8YIeE
  4. [ 編集 ]

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元・学園長

Author: 元・学園長


ここを執筆する 元・学園長 ですが、還暦はとうにすぎているのに、最近、江戸 手描き友禅 の修行もはじめました。

ここの絵は、当時小学4年生の男の子が描いてくれた絵です。
下手な写真よりも、はるかに元・学園長の特徴をつかんだ、観察力と表現力なので、今でも大切にしています。

はじめての方は、引越しソバ代わりのおみやげもありますので、下記をご覧ください。
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