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あかつき 事件簿

学園長の 身辺報告や雑感を 週刊誌風にまとめたものです

0627今週のスクラップブック

最近のmixiは編集する 2011年06月26日14:18
だれが読んでいるのか、書き込みがない限り、良くわからない手ごたえのなさがあるのですが(苦笑)

一方、ネット社会では、意味のないヤジが多かったことも事実で。
特に震災直後は、アクセス数ほしさに、デマまがいの日記を書いて喜ぶ、不毛な病がいたことも確かで。

ワタシの場合は、特に不快な思いをしたことはないのですが。

アクセス数ネライの中傷じみた罵声合戦は、差別感情をひろげるだけだろうとは心配してましたので。
それはそれで、よいことなんだと思います。

それとは別に、3・11以降、ワタシのなかで、なにか社会にたいする信頼というか、ひろい意味での「安全神話」が崩壊して。
「不条理」が、重くのしかかっている気分で。
能天気なmixiニュースにいたっては、取り上げて考えてみる気もしなくなるような話題ばかりで。

そんなこんなの風潮の代表が、やはりこれかな?


>東日本大震災:基本法成立遅い、仙台市長が不満--議会答弁で /宮城 毎日新聞 6月25日(土)11時8分配信
 仙台市の奥山恵美子市長は24日、東日本大震災への国の基本理念などを定めた復興基本法について「成立が大変遅かった」と述べ、国の対応に不満を示した。6月定例市議会震災特別委員会で、橋本啓一議員に答えた。
 奥山市長は「震災から3カ月以上を経て成立した。阪神大震災では発生から1カ月余りで基本法が成立した。『大変遅かった』というのが、復興の現場にいるものとしての偽らざる評価だ」と述べた。
 内容についても「復興に向けた国の取り組みのラフな(大まかな)デザインというか、概要にとどまるものだ。(国には)財源措置などを速やかに実行する段階に移行していただきたい」と語った。
 基本法は20日の参院本会議で、民主、自民、公明3党などの賛成多数で可決、成立した。復興計画の企画立案から実施までの権限を担う「復興庁」を早期に新設することなどを掲げている。【平元英治】

******
こうした声は、住民を代表して、もっと自治体の首長たちが組織的に声をあげるべきでしょう。

すべてを「不条理」で納得するつもりがないからといって、「首相を代えればスム」とも思えないわけだけど。

「首相がいつ辞める?」ばかりを追いかけてるような中央マスコミの関心は、被災地の現状をシカトした「被災地は他人事」の発想でしかないわけで。

ポピュリズム政治を形成してきたマスコミの、「癒着」と「無作為」人災へのイラダチは、しっかり観察・批判していく必要があるはずです。

実際、ちょっと前のこんな話すら、すぐに「いつ辞める?」の話にすり替えれれていること自体、現地を取材していない中央新聞記者たちの、「被災地無視」なわけで。

>大連立:被災地の首長からも賛成の声相次ぐ 毎日新聞 2011年6月6日 21時34分
民主・自民両党幹事長が言及した大連立を巡り、東日本大震災被災地の首長から6日、賛成意見が相次いだ。

 宮城県の村井嘉浩知事は会見で「大賛成。安定した政権運営が被災地のためになる」と述べた。大連立に関し「復興財源など税の議論も与野党勝ち負け関係なく議論することになるのではないか」と語り、「ねじれ国会」解消に期待を示した。

 仙台市の奥山恵美子市長も会見で「被災者を救うための法案の成立が大連立によってしかできないのなら、その道を選択してもらうしかない。(復興に)利する点で評価できる」と理解を示した。

 岩手県の達増拓也知事は定例会見で、大連立に関し「民主党以外の総理を立てることも視野に入れて新しい政権を作ってほしい」と述べた。また、消費税増税や環太平洋パートナーシップ協定(TPP)などを挙げ「今の政権は邪道に邪道を重ねて行き詰まった」と菅政権を批判した。達増知事は元民主党衆院議員で小沢一郎・元民主党代表に近い。【宇多川はるか、平元英治、狩野智彦】
*********

「東北の疲弊」が、2・26につながったというのは神話にしても。
現場の疲弊や矛盾を、「見えないもの」にしている責任は、政治家だけの責任とは思えません。



経験的に編集する 2011年06月25日17:32
沖縄に台風が近づくと、自殺願望が急増するということは、むかしからいわれてきた。

>「なんだかダルい…」梅雨にヤル気が出ない原因とは!? (東京ウォーカー - 06月25日 15:30)

体表面を防護する体温層の気圧が、季節によって変化するもの、疲れや体調不良を誘発しやすい。

「窮すれば、鈍す」で、頭でわかっていながら、その状態になって、落ち込んでしまうと、なかなか自分では、冷静に対処できないのもヒトである。

落ち込みが激しい人は、事前に予防措置を工夫するなり。
間に合わなかったら、友人に電話して、助けを求めるなり。

対処方法を、紙に書いて壁に貼るぐらいしても、良いかもしれない。

くれぐれも、精神科に駆け込んで、薬など盛られてエジキにならないように、自己防衛をしておいてほしい。

エセ医者に薬漬けにされるのも、管理危機なのだから。



@akr2011年06月25日 17:51
ニュースから来ました。

梅雨はジメジメして気分が落ち込むのはかなりたくさんの人がなりそうですね。

私はというと、雨の日のほうがやや気温が下がるので楽なほうで、とにかく暑さがダメです。なので雨が止んでるこの四日ほどはかなり暑くなって、毎日昼前には体調を崩しています。
これで夏を乗り越えられるのかかなり不安です。

その上、
>くれぐれも、精神科に駆け込んで、薬など盛られてエジキにならないように、自己防衛をしておいてほしい。

エセ医者に薬漬けにされるのも、管理危機なのだから。

まさにこの状態になってしまっています。この十年の間に。
最初から依存性のある薬は要りません、と言ったのに、ちょっと具合が悪いと正直に言ってたばかりに、すっかりどっぷり薬です。
こんなことになるなら最初から行かなければ良かったのですがもう遅いですね。

@絵師2011年06月26日 00:32
それはそれは、たいへんですね。

まさに「失われた10年」ですね。

正直さに付け込んで依存させるなんて、民族の敵ですね。

しかしまだ「遅くはないはず」。
ただしお気の毒ですが、おかしくした10年は、戻すのにも10年かかると、覚悟してください。

で、できるところから、無理しないで、散歩からはじめて、山歩きに挑戦するとか。
なにか工夫してみてください。

言うは易く、実行は難しく、初めは頑張っていた伴走者も、4年5年と続くと、やがて見放す状態がきます。

そうゆうときこそ、頼りになる医者がいないことが問題なのですが。
「そんな医者がいない」からというのは、無いものねだりでして。

せめて、あきらめないで、バカ医者への憎悪をエネルギーに代えて、バカ医者のエジキのままで廃人になることだけは、やめてください。

ピンチをチャンスに代える力は、実は案外にみんなが持っているものです。



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  1. 2011/06/27(月) 00:00:00|
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0620今週のスクラップブック

12日米海軍の原子力空母GW(ジョージ・ワシントン)が編集する 2011年06月16日01:03
パトロールと訓練の名目で、横須賀基地を出ました。

>「脱原発」へ1000万人署名開始(時事通信社 - 06月15日 19:05)

ところがこのニュースを、横須賀の知人からネットを通じて受けた品川に住む若い母親は、
「GWが出たのは、日本の放射能が危ないからで、うちはグズグズしてて出遅れたけど、早くうちの子も関西か沖縄に、疎開させなくちゃ」
との判断材料になったそうです。

脱なのか?反なのか?電力はどうする?とかいっているのは、インテリ方のセリフでして。
女性にひろがる反原発指向は、理屈ではないレベルの反応を、引き起こしているみたいです。

膨大な資金を投じて共同幻想としての「安全神話」を築き上げてきた国策は、こうした庶民のパニックから崩壊していくことが、宿命なのかもしれません。


@絵師2011年06月16日 13:29
この前まで原発のセールスマンだった菅首相は、最近は自然エネルギー派に宗旨を変えたようですが。

要は、「子や孫を、放射能から疎開させる力があるヒト」が、原発維持派なんでしょうかねぇ?

握った権力にしがみついて、なりふり構わず無責任と無能を演じる姿は、経済界の原発維持派も、構造は同じでしょう。

先が見えない混乱期は、しゃがんで嵐が過ぎるのを待つのが、得策ですから。

菅首相は、日本の原発推進派の巨魁・中曽根元首相を、尊敬しているとか。

自分は自然エネルギー派の親玉として、生き延びるつもりなのかしら?

中曽根元首相だって、根は臆病な風見鶏だっただけですから、これほど叩かれながら居座る菅首相も、「居座り術」者としての資格は、あるでしょう。

一方、復興基金だけでなく、エネルギー政策転換をめぐる膨大な資本の争奪戦は、ますます熾烈化するでしょうから。

当分、政治家の主張などは、意味不明な言説が、続きそうですね。


@tsg2011年06月19日 08:03
>絵師さん
お久しぶりです。
結局安全神話という共同幻想は空気みたいなものだと思います。
それに異議を唱えることは空気を読まないこととして叩かれ、村八分にされる風潮が我が国にあります。
それが今回の悲劇につながったと思います。
そして我が国には原発への安全神話という共同幻想の他にマスコミに神格化された存在への絶対服従という共同幻想もあります。
それから中曽根から菅までの日本の首相を見ていると戦後日本いや大正時代以降の政治家の気質がまる分かりですね。
風見鶏の中曽根のプラザ合意を契機に我が国の経済は潤落の一歩をたどりました。
またかの小沢一郎が平成五年に自民を出て、新党を旗揚げし、政界のフィクサーずらし始めてから我が国の社会はおかしくなりはじめたと思います。

@絵師2011年06月19日 17:05
空気論は、確かにありますね。

その構造を考えておかないと、いつでも同じマチガイをしてしまいますね。


今、出張中編集する 2011年06月14日10:23
ガレキの荒野に、せめて一輪の花をたむけるべく、駆け回ってます。

反応するヒトもいて、うれしいです。


それにしても、モノのゆたかさを失って、最後に残るものは、引き裂かれたヒトの心。

不運にも、不幸にも、人災にも、寡黙に耐える田舎者というのは、過酷すぎる風土が育てるのでしょうかね?


見渡す限りのガレキの荒野に、若い娘が一人たちすくんでいたりして、三陸では、シュールが、生活そのものになっています。


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  1. 2011/06/20(月) 00:00:00|
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0611今週のスクラップブック

しつこいようですが、3・09の地震から始まった編集する 2011年06月08日20:46
2日間の前震は、やはりただごとではなかったわけで。
>■3・11数日前、宮城県沖の海底が沈下していた (読売新聞 - 06月08日 20:08)

今更ながらですが、なんとかならなかったのかしらね?
やっと今になって、解析結果が出たというけど。
ほかにデータが、なかったわけでもないだろうし。


失敗学の畑村洋太郎氏を委員長とする「「事故調査・検証委員会」には、地震の専門家もはいっているようなので、なぜ3・09以降のデータが活かされなかったのか?という点も、しっかり検証しておいて欲しいものだわさ。


なんであれ、事故前の「安全神話」といい、事故後の「情報閉鎖体質」といい、「劣悪条件下での決死隊伝説」といい。

「第2の敗戦の原因究明」は、ガラパゴス化した島国のなかでの「幻想共同体の形成」と「その中での国策形成(意思決定)のありかた」の検証こそが、メインテーマになるだろうから。

イイネ!(1) any


@ers2011年06月08日 22:45
ニュースから失礼します。

裏付けるデータが出ましたね。
ま,それで仮に地震が予想できたとしても,ここまでの津波は予想できなかったでしょうし,せいぜい逃げろ~ってくらいでしたでしょう。

とはいえ,逃げられただけでも全然違ったわけで。

逃げたどころで原発事故は起きたんだろうなあ…。

@絵師2011年06月09日 02:20
ersさん
地震から津波までの30分間には、ワタシが見聞きした限りでも、校舎を「避難者に汚されたくない」と学校の扉にカギをかけた校長や、観光客と従業員と家族を安全な場所に誘導した友人や、軽々と高台に逃げおおせた高齢者や、目の前で妻子を津波に飲み込まれた青年や、被災地ではさまざまな反応がありました。
また、東京で計画停電の影響で死に追い込まれた義父やら、帰宅困難者を誘導した友人など、間接的にも、さまざまな事象がありました。

そうしたエピソードのひとつひとつは、人生が揺さぶられる話ばかりです。

そして原発事故となると、7日政府がIAEAに提出した事故報告書の大項目を見ただけでも、「これすらも想定外だったのか?」と、愕然とする思いです。

「戦後の経済復興」を「企業戦士」として担ってきた世代としては、あえて「第2の敗戦」と表現したくなる、暗澹たる思いです。


@ok2011年06月09日 06:38
> 絵師さん

有識者から散々巨大な津波が来たら耐えられないと指摘されていたようです。

しかし東電側はあるかないかわからない事に巨額なコストをかけられないと突っぱねたらしいです。

だったら設計段階でそういったことを踏まえてやればいいのに、お役所絡みになると自分達に有利になる有識者のみで甘々な見積で実行するんですよね。

今回の災害を教訓にして設計の段階で第三者機関にもチェックさせるようにしてもらいたいものです。

@絵師2011年06月09日 12:08
okさん
今回の原発事故では、当事者である東電の体質や、政府・自治体が形成する「現地の指揮所」の機能不全が問題にされています。
菅政権への国民の不信感は、広い意味での震災・津波や原発事故へのダメージコントロールができない「管理危機の状況」に、あります。

それを増長させた象徴が、「原発安全神話」なわけで、地震・津波でも似たような現象はあったわけです。

「有事」「国防」というと、いかにも人権侵害につながる危機管理思考に思う偏見がありますが、実は「有事」こそが、最大の人権侵害であって。
それにともなう「人災」もまた、おおきな人権侵害要因であることは、今回の震災被害と原発事故を見ていれば、わかることです。

原子力災害対策特別措置法でさえ、原発事故が「有事」という発想を欠いているわけで。
「原発の安全神話」では、東電はその手先というだけで。
それに染まり加担したヒトたちは、広範囲にわたります。

たとえば、例に挙げた田舎の商店主は、数年前、商店街幹部たちが消防署長によばれて、内々に「北朝鮮の核ミサイルへの対策」の説明を受けたといいます。
しかしその内容は、「社会のダメージコントロール」という発想には程遠い、「防空壕に入れ」「白いものを着ろ」レベルのもので、政権交代の時期に重なっていただけに、その内容のなさに愕然としたといってました。

地方自治体に、総務省が数年前から、膨大な金を使かわせて準備した防災無線が、時々誤作動をおこして「ミサイル襲来」の放送を、町や自治体官庁に流して笑いものになるくらい。
日本の津々浦々は、安全神話にボケていたのです。

東電に限らず電力会社や、そうした大きな企業や事業体の「幻想的価値観」が、今回ひろい意味で「人災」要因にあげられてきているということでしょう。

ワタシが「第2の敗戦」と表現するのは、そうした反省に今、踏み込まないと、半世紀後、また同じことをするだろうと思うからです。


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  1. 2011/06/11(土) 00:00:00|
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0606今週のスクラップブック

実は友人に誘われて、行ってきました(照)編集する 2011年06月05日20:54
一瞬(2秒)、姿を見ました
> F1マシン 横浜市の公道を走行 (時事通信社 - 06月05日 16:01)
ファンたちは、みなさん好意的でしたが、あの状況では2度目はないと思いますが、老人としては「事故がなくてよかった」というのが、率直な感想です。


後で聞いたら、息子も会場にいたそうです (汗)

イイネ!(2) mmc、prs



この話って、うれしいす編集する 2011年06月05日00:49
>津波被害逆手に「塩トマト」(毎日新聞 - 06月04日 21:01)
イヤな方の、理由は、多分、理解できます。

でも、ワタシは、探してでも、食べます!

理由は、ワタシは老い先短いからです。

さらにアホな原発を、頭ではわかっていながら、行動として止められなかったのも、理由のひとつですm(__)m

中曽根陰謀の、ひとつは潰したけど、それはワタシだけの判断ではなく、たまたま時代がそうだっただけで。

今の時勢なら、止められなかったかも。

で、この町の市長とは、ワタシとは互いに誤解があってソリが合わないってだけで、たまたま高校の同級生であることは、特に関係ないです。

あいつは、昔からスネ者だったのは、良く覚えてます。

だから大人になってからは、お互いに名前を覚えてるぐらいしか交流がなかったんだから、必要が出たとき、握手すれば良いだけ。

だからアイツとは関係なく、トマトは応援します。


イイネ!(2) tsg、mmp


なぜ仙台なんだろ?編集する 2011年06月04日18:36
東京でやったら、不買運動が起きることを心配したのかな?
>仙台駅に福島県の市長集合=県産品PR、風評被害一掃を(時事通信社 - 06月04日 14:01)

仙台なら、実際、震災だけでなく、放射能汚染の風評被害に、市役所でさえ怯えてるから、同情が集まると思ったのかしら?
岩手県・宮城県の、東京にあるアンテナ・ショップは、県の担当役人の独断と偏見で、並べている商品に偏りがありすぎるけど。
*なぜか、地元の県民たちは、運営実態を、あまり知らされてない。

それでも、地元の味覚が味わえると、毎日盛況です。

利権がからんでいるのかまでは、知らないけど。

JR仙台駅は、こうしたショップの売り上げ業績は、有名だから、それに乗ったのだろうけど。


外野から見てると、戦略がバラバラに見えるなあ。

イイネ!(1) jn

@jn2011年06月05日 01:27
ニュースから再び
同じ被災地に売り込みにきても…と
やっぱり少しの違和感あります

@絵師2011年06月05日 19:33
jnさん
ワタシも違和感がありますが、仙台駅2Fの構内広場は、キヨスクの経営母体である鉄道弘済会の利権と聞いたことがあるので、あくまでも推測ですが、JR組織の支援だったのではないかと、推測するのみです。

それならそれで、むしろ支援の仕組みを公表してくれた方が、一般には理解しやすいし応援もしやすいと思うのですが。
当事者以外には、透明感がないところが、このニュースの書き手の社会的センスの欠如というだけでない要素がありそうです。



東京の洋画の展覧会と、編集する 2011年06月01日17:43
辻村寿三郎展を、半日でハシゴしてきました。

洋画の展覧会は、日展内派閥の予備校的なものですが、25周年記念とのことで、死んだ親父が草創期のリーダーの一人で、弟子たちも世話になっているので、国立新美術館に義理で顔出しておきました。

中身?

平均年齢は高いと思いますが、師匠筋のマネばかりで、要は今どきの軽薄な思考が、日展風にまとめられているだけの作品ばかりでした。
たとえば、トップのリーダーのひとりは、現代日本の洋画界では、雪景色の第一人者なのですが。
彼の絵が精彩を欠いていたせいか、追従者の雪は、みなドロドロの綿菓子でした。

今どきの「日展系の画家」というのは、日展という権威にすがって、高齢者の時間と金と人生を消費させる「お絵描き教室のセンセ」ということなんでしょ。
中高生のイラストやマンガの方が、はるかに光る感性の輝きを感じますが、中央の指導者がこれでは、子どもたちは浮かぶ瀬がありませんね。


で、こうゆう「汚れた絵」を見ていても、どうしても頭から離れないのは、「震災と原発事故への処理対策=復興へのエネルギーの源泉はどこ?」なのですが。

一見関係ないようでいて、やはりこうゆう「官僚にコントロールされた思考パターン」では、どんな事態でも「想定外」だろうなあと、思ってしまいます。
美術館の明るい「壁面を飾るゴミ」は、津波がつくった瓦礫より、「空虚な脳みそ」という「人災」そのものの展示になっていました。


要は、思想がないのです。

一方、ジブリの「千と千尋の神隠し」のロケーション・モデルになった、古い料亭の「百階段(暗く長い一本の階段に、ブドウ状に小部屋がついている構造になっていて、ワタシの田舎にも、同じような構造の料亭がありました)」を利用した辻村寿太郎展は、みごとな想像力とそれを支える技術とセンスが光っていて、見た目、むしろ古風とすら見えるのですが。
歴史上の人物を造形することで、その人物像にリアルな息吹を与える想像力は、見事でした。

前の同人会と寿三郎を、並べること自体に無理がありますが。

*この同人会は、25年前、日展の権威主義に停滞した絵画への反発として立ち上がった運動だったのですが。
25周年を記念するというより、墓碑銘のような展示会になっていて、今のリーダーたちの苦悩が思いやられます。
(功なり、名をとげた権威たちには、苦悩はないのかな? あったら、あんなひどい絵は、公表できないわな)

確かに、難関の上野の芸大を出たエリートといえども、十年に一人の天才を生むためだけに、必要なだけなのですが。

なんであれ、権威主義の芸術体系と、腕一本でたたき上げた職人芸の違いを、歴然と体験した展覧会めぐりでした。


こうした芸の世界というのは残酷なもので、どんな権威であろうと、名もない職人であろうと、作品というのは一人歩きしてしまうもので、だから嘘やごまかしは効かないのです。


世界の巨匠といえども、凡作はあります。
数点、時代を超えて、心を打つ作品を残せたかどうかで、評価は決まります。
いえ、実は描いた本人が、納得できたかどか、かもしれませんけど。


体験的に言えば、論文であろうと造形作品であろうとを問わず、自分が生み出したものでありながら、その作品が独自の個性を持って、自分に迫ってくる力こそが、作品の力だと思ってます。
老い先の短い身として、この先、いくつ書けるのか? 描けるのか?
心は焦りながら、親父ほど勤勉でないワタシは、筆がすすみません(泣)

イイネ!(2) mra、mmc


震災と原発事故で編集する 2011年05月31日11:46
増加が目に見えてきて、再検討になったのだろうけど。
>生活保護制度見直しで協議開始(毎日新聞 - 05月30日 22:54)

以前から指摘されているように、精神医療と生活保護との癒着などは、貧困ビジネスの代表で。

そうしたヒトたちを管理するシステムは、銀行と大手システム会社の合弁会社が独占していて、リース料金として、福祉活動家の活動を圧迫するくらい膨大な料金を設定していて。

システムとしては、電力の独占と同じくらい、一般市民は見えない部分で、しっかりガンジガラメにされている。



もっともほかにも、ブヨブヨの補助金制度があるわけで。

しかもそれが、大きな組織票の票田になっている政治家も多いわけで。

仕分けできる目を、市民に育てることが必要なんだけど。

一方で「福祉ゴロ」と呼ばれる、OBも含めた奇妙な福祉関係者もいて、そうした仕分けは、同時に役人の仕事の喪失につながるので、こうした広い意味での既得権が絡むと、それはなかなか仕分けができにくい。


@mk2011年06月05日 01:31
結局、なんでもパフォーマンスでやるべき仕分けは利権やらお金が絡んでできないって事なんですね

ニュース関連の日記からさかのぼって読ませていただきました

@絵師2011年06月05日 20:01
mkさん
「仕分け」という行為は、やらなくてはいけないことではあるのですが、単純ではないだろうということです。

予算がついたということは、それにつながるヒトの仕事ができたということなわけで。
組織の末端で、予算がどう消化されているのかを、ひとつひとつ丁寧に見ていく目線が、国民にも住民にも、必要なわけです。

その例として、例の「仕分けパフォーマンス」が、マスコミをにぎわしたころ、ワタシが、厚生省中堅OBと話したことは。
「単純な仕分けよりも、OBの天下り先での給与の削減の方が、手っ取り早い財源確保になるだろう」
ということでした。

当時その意見に賛成した厚生省中堅OBは、優秀な方で、英語圏・中国語圏を飛び歩いて、いろいろな仕事をこなしている方なので、「優秀な官僚OB」としては、中央官僚の腹をさぐるアンテナのひとつに、ワタシは使っているのですが。

その彼もまた、東京汐留の超高級マンションに住まいし、いろいろな隠し財源を手札に、各企業に強い影響力を持っています。

官僚が握る許認可権をふくめた、広い意味での利権というのは、両刃の刃でして。
ここを無視しては、災害復興も、スピード感はでてこないでしょうね

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  1. 2011/06/06(月) 00:00:00|
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元・学園長

Author: 元・学園長


ここを執筆する 元・学園長 ですが、還暦はとうにすぎているのに、最近、江戸 手描き友禅 の修行もはじめました。

ここの絵は、当時小学4年生の男の子が描いてくれた絵です。
下手な写真よりも、はるかに元・学園長の特徴をつかんだ、観察力と表現力なので、今でも大切にしています。

はじめての方は、引越しソバ代わりのおみやげもありますので、下記をご覧ください。
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