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あかつき 事件簿

学園長の 身辺報告や雑感を 週刊誌風にまとめたものです

今週のスクラップブック 01/26

地元の事情を知らないので、
細かいコメントはできません。
>細江氏が無投票3選=岐阜市長選 (時事通信社 - 01月18日 19:01)
「市立高校を廃止し私学の中高一貫校を誘致する計画を進めてきた細江氏が、市議会で誘致を求める請願が不採択となったことを受け辞職。自民・民主両党の一部を含む計画反対派が対抗馬擁立を見送ったため、無投票となった」という話です。 

もともと最近の、公立の中高一貫教育校や小中一貫教育校という、本来は私立学校のビジネスモデルが、全国の公教育で増えつつある傾向については、はなはだ奇妙に思っています。

公教育の無償性は、公共へのサービスが目的になるわけで、有償の私立に対抗して、こうした一貫校設立に代表される、進学実績を高めることを目的にした教育委員会の教育改革は、改革の名のもとの、公教育の改悪・変質でしょう。

もともと子どもへの一貫教育には、いったん固定した序列が、なかなか打破しにくいという欠陥があります。

経済的にめぐまれない子どもや、遅進児や、イジメ・イジメラレなど、教育弱者のケアから、さらには、「子どもの学力の構造(たとえば、男女の感性の違いとか)」からも、目をそむける教育委員会の姿勢は、はなはだ疑問です。

この「有名私立校誘致」に端を発する岐阜市市長選の問題も、そうした視点が、「教育の専門家」の間ですら、常識として広がっていないことからの、混乱ではないでしょうか。

で、入学させた親子は、初めはそんな予想はありませんが、中で一旦、裏目にでたら、何年も地獄が続くんです。
私立校なら、まだ公立に逃げる手もありますが、公立から逃げるとなると、場合によっては母と子が、県を変えて難民化するしかなくなるのです。

公立学校で、「進学実績が、出世のネタ」という、塾や予備校みたいな教師の思考パターンには、すでに公教育の意義は見失なわれています。
そしてこうした目先だけの、大人の思惑で振り回されるのは、いつも子どもです。

ワタシは、長く塾教師をしましたから、そうした傷つけられた子どもの目は、たくさん見ています。

しかも一度、公立学校の教師体験をした方には、公権威の裏付けがない進学指導用授業は、サービス業としてのセンスが欠けているので、かなり難しいです(苦笑)
まして、4、5年のサイクルで転勤する公立校教師に、それより長い期間同じ学校に生活する生徒の成長は、見届けられないでしょう。
やはり子どもを見ていない、教師の集団ジコチューがうんだ、無責任なシステムにしか思えません。


今、宮城県の教育委員会は、一旦決まった「高校の一律共学制導入反対」請願で、場違いに現職仙台市長までが、2ちゃんねるの ねとうよ・ねとさよ みたいに、しゃしゃり出てきて、揺れてます。

自治体教育委員会は、どこも似たようなものかもですね。

定額給付金ですが、
><定額給付金>振込手数料は150億円(毎日新聞 - 01月21日 21:31)
この記事とは、直接には関係ないのですが、mixiニュースとかでは、まったく話題にもなっていないこともあって、来年度から政府が実施を予定している、軽微な犯罪を繰り返す知的障害者の、再販防止と生活支援を目指した事業についての基礎データを、自分の覚えのために、ここにメモしておきます。

***********

数字の出典は、法務省矯正統計年報2006年度統計です。

*新規受刑者33,032人のうち、
 知的障害が疑われる受刑者(知能指数69以下)は、7,563人(22.8%)

*知的障害がある受刑者410人を対象としたサンプル調査結果では、
 窃盗罪が43.4%、動機は生活苦が36.8%、
 で、80.7%が、犯罪時には無職とのこと。

*69.5%が再犯者で、前回の出所後43.5%が、身を寄せるための、親類宅・福祉施設などの、場所がなかった。

*支援者がいない障害者が、食事や住まいを刑務所に求めて、わざわざ犯罪に手を染めていた実態がある。

こうした数字を背景に、新年度事業の骨格は、

各都道府県に「地域生活定着支援センター(仮称)」を設置して、刑務所や保護観察所と連携して、障害のある受刑者の出所後の受け入れ先や必要な福祉サービスを調整する。

政府は、新年度予算案に、センター設置関連費6億千万円を計上。
センターは、都道府県か社会福祉法人、NPOによる運営を想定。
出所者を受け入れた事業所には、報酬を加算するというのです。

************

障害者の出所情報など、法務機関との連携が乏しかった福祉機関は、「ケアが必要な人を、十分に手助けできない」という声があっただけに、「新たな業務にむけての、職員の質の向上」や、「地域社会の受け皿作り」などに、とまどいながらも、積極的に取り組む声は出ています。


で、首相が
「世界第2位の経済大国」と威張る国で、「知的障害者が、繰り返し刑務所に入る構造」にセイフティーネットを用意するための費用が、「6億円」という数字は、「大きい」のでしょうか? 「少ない」のでしょうか?

単年度とはいえ、定額給付金が「消費してもらうためのお金」というなら、高額所得者のタンス預金や、某宗教団体の献金にまわりかねない用途より、こうした事業への経費は、かなり消化率は高いと思うんですが、ワタシの計算方法がおかしいのでしょうか?

150億円という数字は、この事業経費に換算すると、25年分に相当します。

江戸時代や戦後すぐぐらいまでは、知的障害者を「福の神」として大事にした「仙台四郎」に代表される話のように、知的障害者を大切にする心遣いや配慮が、長い目で見れば、結局、商売繁盛につながるという考え方が、どんな田舎の商店にもありました。
そうした「商売道」というのは、新自由主義経済の「自己責任によって、合理的な経済活動をする国民」という考え方には、ないのかしら?


鎌倉・室町時代、商業経済が発達してくると、資産家は「有徳(うとく・ゆうとく)の人」と呼ばれて、実際は、山椒大夫伝説があるように悲惨な商人もいたでしょうが、道徳性が高かったために、資産を獲得したと、みなされました。
まあ、今でいう、業界貢献者への、叙勲みたいなものかしらね(苦笑)

それにしても中世商人は、当時の荘園経済の枠組のなかで、さらに宗教的繋がりで、平安末期には、全国的な信用経済ネットをもち、鎌倉期には女性が一人旅できるほど、街道治安も安定していました。
戦国時代、合戦の合い間に、武士が遠路、有馬温泉まで湯治に出かけた話などは、有名です。
中世の身分制度を背景にしながら、そうした零細商人の信仰のひとつとして、聖徳太子信仰もあったようです。
おかしくなったのは、お札から太子像が消えたころからでしょうか(苦笑)

日本に資本主義が発達したのは、前提に封建社会が育てた、「社会組織の成熟」があったからだと考えるひともいます。
*この点については、最近の「封建論争」として、改めて書きます。

こうした実態を宣伝しない、歴史学者の怠慢で、広く知られてませんけどね(苦笑)

で、20世紀が「冷戦と計画経済思想の終焉」だとすると、21世紀に入っての大不況で出てきたのが、新自由主義経済の思想に代わって、「小政府主義の終焉」でしょう。
アメリカをはじめ、先進各国は、未曾有の財政出動を計画しています。

しかしこのチャンスに、必要な経済政策は、金融システムや会社制度といった、特定少数の「勝ち組」のヒトたちのためだけでなく、市場経済が、社会全体の福祉を増進させる制度・機能作りだろうと思うわけです。

そうした観点からの、資源配分と、消費の喚起というは、この「定額給付」には、見えません。

スケールは違いますが、多分、オバマの「チェンジ」は、そうした方向に、向かいそうな気がします。

遅ればせでも、日本の政治家や官僚も、日本なりのスケールで、追従してくれれば、良いと思いますけど(苦笑)

しかしそれを立案・推進していくのには、優秀な官僚が必要になるはずです。
そのためには、どこかのボケ市長みたいな木っ端役人は、必要ありません。

で、古い封建時代の商業思想を持ち出したのは、「社会保障」とか「福祉」とか無かった時代の、地域経済社会の相互依存・共生の考え方です。
ただそれは、当時の「生存の条件」だったのでしょう。

強いていうなら、「商業モラル」でしょうかね。

で、本当に「失われ」たんでしょうか?
田舎では、まだまだ残っていますけどね。

田舎ネタです(苦笑)
2009年01月22日の読売新聞記事
■行き先記入なしでタクシー券利用、仙台市長が221万円返納
で、12月13日のワタシのブログにコメントした仙台市現市長ですが、またまた奇妙な話題を振りまいてます。

田舎新聞の見出しから、

A1月17日付朝刊
「転居に公用車使用」「秘書課職員 手伝う」
*個人的事情での転居に、勤務中の職員を使ったことについて、市長の主張は、「公務で使う書籍や書類を運んだのだから、公務だ」とのこと。
B1月18日付朝刊
「プール通いにも公用車」
*市長説明では、「市民利用施設の利用実態を把握するためで、市長の仕事の一環だ」そうです。
C1月22日付朝刊
「妻の恩師の講演会に、公用車で行き挨拶した」
*これは、市議会で、「市長のいう公務とは、市長の思いつきによるものが大半ではないか」と批判されてます。
D1月22日付朝刊
*県教育委員会で対応を検討している『県立高校の一律男女共学化の凍結を求める請願』について、協議する教育委員会の定例会の数日前に、「請願を採択するように求める手紙」を、「仙台市長名」で、「県民・市民を代弁」して、6名の県教育委員に出したというのです。
*「県の教育行政に対する政治介入だ」と、県幹部はいってます。

このヒトの、「公私混同」感覚には、タクシー券問題でも「公務」を言い張り続けて、自己愛性の妄想をベースとした権威主義があるようです。

かつてこの市長は、地下鉄工事にともなう街路樹の伐採で、木の精霊の「切らないでくれという声が聞こえた」という理由で、1千万円近い費用で、植物学者が「意味がない」とする移植を敢行して、ヒンシュクをかいました。

それにしても、こんなヒトに勤まる「100万都市の市長職」というのは、もともとなんなんでしょうか?
せいぜい、中央からの補助金をもらうための、パイプ役?

この市長は、元・経済産業省の官僚なのですが、こんなのを市長にまわしてきた中央官庁の「天下り人事」というのも、スゴイ世界です。
もらい下げてきたのは、「市政のフィクサー役」を務める、ワタシの友人たちである地元の財界人です。
「もっと良いのをくれ」といったら、「他に使うから、ダメだといわれた」と、いってました。

でも、ここまでされても、「怒らない市民」って、やっぱりいるんだよね(泣)

今、大学教授の肩書きTVタレントしている、厚生労働省官僚上がりの前知事のときもそうですが、この街では、フツーの街角の洞で、キツネ憑きなみの妄想が、渦巻きます(苦笑)

********

自民党の55年体制の末期症状は、地方政治の守備にも及んでいるということです。

隣県・山形県では、今、知事選挙戦の最中ですが、「県政改革」で前回当選した現職知事が、「政府の言いなり」「格差の拡大」で批判されて、追い詰められています。
とはいえ、選挙運動は、両陣営ともTVタレントを使って、政策論争にはなってないみたいです。

こうした「状況」こそが、長く不毛な農政でもてあそばれ、さらに「改革路線」で「格差拡大」を強いられた、東北の「疲弊」なんでしょうね。
疲弊によって、一層、精神的骨格が露わになってきているかも。

続報です
23日の田舎新聞朝刊から、仙台市長の、県立高校「一律共学化凍結請願採択要求」の手紙についての、詳細が見えてきました。

*1回目は、16日の県教育委員会定例会以前に、市長自身が、公用車を使って委員長の自宅に手紙を届け、2回目は20日で、市長の指示を受けた秘書課職員が、休暇をとって県教委に、再度、手紙を届けたというのです。

*市教育長は、「何とも言えない」といい、副市長の一人は、「市長の行動は公務ではない。政治家として行動するならば、公用車を使ったり、職員をかかわらせたりしないでほしかった」としています。

*これに対して市長の記者会見での説明は、
「多くの県民、市民の声を代弁している」
「教育行政の根幹にかかわることに、首長が意見を言うのは政治介入にあたらない」
「政務の色彩が強く、職員は市長の仕事をサポートするのも役目だ」
「市立の仙台商業と仙台女子商業の統合は方針通り進める。県立高に選択の余地を残すべきだと主張しており、矛盾はない」
だそうです。

背景を説明すると、今、「共学化反対」の立場をとる高校OB・OGは、まだ共学化に踏み切っていない「県立の仙台一高・三女高」が中心なのですが、市長は一高OBです。
特に仙台一高は、多くの県立ナンバースクールの例のとおり、かつては一学年定員350人中、300名は東北大以上の国立大学に入学するという県下一番の進学エリート校でした。
(ワタシも、一高です)
しかし、学区制導入により、去年、共学化した仙台二高・一女高に比べれば、仙台一高はずいぶん前から国立大入学率を低下させ、最近、県が進学率向上校と指定した県立6校の中にも入らない、現状があります。
逆に言えば、仙台二高・一女高は、学区制のなかで、進学エリート校化し、それが「共学化」への圧力になったと考えられます。

したがって、「仙台一高・三女高OB・OG」による「共学化反対の意向は、現市長の言葉からもうかがえますが、進学率の問題よりも、むしろ「古いジェンダー教育へのノスタルジー」が、ベースにあるようです。
ただ現市長がいう、「多くの県民・市民の声を代弁」している、というのは、彼特有の勝手な誇大解釈としかいえません。
「殿のご乱心」、どころではない話です。
「反対派」市民から、「権利侵害」の訴訟が、おきないかしらね?
このままだと、あと半年の任期終了まで、この市長のクビは、もつのかしら?

ところが、今回の市長の県教育行政への口出しは、「今年の夏の市長選を見据えた、別学支持層の票目当て」という意見もあります。
本気でそう考えているなら、いよいよこのヒト、ヤバイです(笑)

以下、私見です。
Aこの件についての市長の行動は、市民が市長に委託した権限を、越えてます。
 こうした権威主義妄想で、公私混同する人格は、現市長の人格障害的な個性です。
Bワタシも、一律共学化には反対ですが、それは「男女の感性・成長の違い」による、教育方法論の相違が根拠です。
C一高OBである現市長のストーカーじみた行動は、別学制に原因は求められませんが、そうしたゆがんだ自己愛性の妄想型言動を助長し温存するのが別学進学校のイメージにあるなら、その再現を目指す別学化政策には反対です。

それにしても毎度のことですが、改めて教育論争というのは、「ゆとり教育の元凶」であった文部省官僚が、自分自身の受験環境への反動にとらわれた、ゆがめられた人格が背景にあったように、トラウマ交じりの議論が噴き出しやすく、冷静な判断が出来ていないことがわかります。

もうひとつ、田舎の話題
仙台市では2010年4月に民営化を目指していたガス事業で、東京ガス、東北電力、石油資源開発の3社グループが事業継続を辞退しました。
これにより、仙台市が考えていた、620億円の企業債(借金)の一括償還は、挫折しました。

きっかけは、去年12月、市ガス料金の引き上げを見送ったため、民営化後の経営安定化につながらないという判断が、3社グループに出てきたためというのが、関係者の認識でした。

さらに挫折の要因に、ガス業界最大手と地元電力会社のグループという「負けない布陣」に、意欲を示していた大手リース会社や外資系金融会社が動かず、競争環境が整わなかったとい指摘もあります。

民営化に向けて、経済産業省出身の現市長の交渉力が期待されていたようですが、市長は会見で「責任はない」とのこと。

05年長野県、06年福井県越前市の公営ガス事業譲渡が、複数企業の競争で、予定価格をはるかに上回って譲渡されたのが、モデルだったようです。

ここで思い出すのが、IMFの指導で、新自由主義市場経済論理で公共事業を多国籍金融資本に握られ、経済混乱に陥ったアルゼンチンの事例です。

ともかく結果として、仙台市は、ガス事業の民営化に挫折し、企業債の償還に、「利用者の支払うガス料金が投入される」と田舎新聞は書きますが、エネルギー業界の環境や競争激化のなかで、目先の利益だけでは、単純な判断はできないはずです。

「安ければ良い」の大型店舗の誘致が、地元商店の衰退をまねき、宮城県県知事は「計算できなかった」と、今更のようにバカなことをいってます。
中国の毒入りギョーザ問題も、仙台生協が舞台のひとつになりました。

「安全な食品」に、それなりの意味をみとめるなら、「安さがすべて」ではないはずです。
こうした議論は、むしろ産直食品の環境に恵まれた東北でこそ、進められるべきではないのかしら。

去年、宮城県は、トヨタを初めとする自動車工場の誘致を進めて、「歯車のように働かされる、派遣が増えるかな?」と心配していましたが、年末から自動車産業にかげりが見えて、ソニー工場も人員削減に踏み切ってます。

一方、長年、人手不足に苦しんでいた農漁業では、新しい人材確保のチャンスもふえているとか。

遅ればせな新自由主義経済思想の構想と、現市長の交渉力不足が、不幸中のサイワで、ひょっとして市民生活を救う結果になったかもしれないという話しでした。

毎度繰り返しの無限地獄
>体罰あった学校 黒塗りで公開
(mixiモバイル 毎日新聞 09年01月24日21:42 )
だそうです。

このニュースは、どうゆう意図があるのか、mixi本体では報道されず、携帯のモバイル・ニュースでしか、報道されていませんので、ここにmixiモバイル・ニュースの原文をコピーしておきます。

*********
<タイトル>
<体罰>兵庫県教委が校名黒塗り 公開求めた県条例に従わず(24日 13:31)
<本文>

兵庫県教委が、体罰のあった学校名などの公開を求めた県情報公開審査会の答申に従わず、非公開としていたことが分かった。県情報公開条例は行政側に答申を尊重するよう定めているが、県教委「学校名などから教員が特定される」などとして、これらを黒塗りにして開示していた。(毎日新聞)

以上、全文
*****
というものです。

もう少し詳しいYahooニュースは、
><体罰>兵庫県教委が校名黒塗り 公開求めた県条例に従わず(1月24日12時18分配信 毎日新聞)
です。

**********
以下、私見です。

教育委員会が守る暴力教師は、「教育委員会の言いなりになるから、辞めさせられない、ということでしょうね。
で、懲戒免職になれば、年金をふくめてた生涯賃金3億円を、失しなうわけだし。
教育委員会は逆恨みが怖くて、他人事じゃないってことでしょうね。

そのためには、みんなで情報公開条例も教育基本法も、無視すれば、怖くないってことでしょう。
これこそが、「美しい日本」だね!

で、殴られた子どもは、どうなるの?
ただただ、殴られ損ん?

しかしこうした傾向は
全国的に、かなり広く、かつ根が深いようで、生涯賃金3億円を、「棒にふってもよい」と考える現実見当識の喪失パターンには、もはや現状の「説教や脅し」は、通用しないみたいです。

>【特報 追う・2008年回顧】激増の「わいせつ公務員」 “特効薬”見つからず 福島県12月29日8時1分配信 産経新聞
>今年も公務員による不祥事が相次いだ福島県。なかでも盗撮や児童買春、セクハラなどの“わいせつ不祥事”は県職員・警察官・教職員で計12件に上り、過去に例のない件数となった。「再発防止を徹底し、県民の信頼回復に努めたい」-不祥事が発覚するたびに幹部らが繰り返すお決まりのフレーズも、記者会見場にむなしく響くだけだった。
*******
とのこと。

さらに、栃木県では、
>教員不祥事防止 基本ルール提示 わいせつ、体罰など5事例 県教委、マニュアル作成義務化>(下野新聞1月10日 05:00)
とのこと。

宮城県でも、街の噂では、「校長の子どもでないと、教員試験は、採用されない」といわれており、公務員のこうした採用慣行にメスをいれないと、「幼稚な人格形成」を背景とする「不祥事」は、なくならないのじゃないでしょうか?

現仙台市長の言動は、そうした公務員採用試験の破綻を、典型的に示しています。

「内定取り消し」「派遣切り」といった風潮のなかで、「不祥事の教師・公務員」への国民・住民の目は、一層、厳しくなりそうです。

組織が、曖昧なかばい立てをしていると、組織そのものの信頼を失うという、厄介な事態になりそうです。


**********

追伸;山形県で、現職知事を破って、女性知事が誕生しました。
地方公務員の高齢層が、反・前任知事の中核を形成したとか。
早くも、「農政を切り捨てて、公務員だけが、ふとるのか?」との批判も出ています。

新知事は、「不祥事対策マニュアル」に力をいれないと、すぐに足元をすくわれますね。
東京でも有名な、「危ない公立学校の教師」が、結構な数いるみたいだから。






  1. 2009/01/26(月) 00:00:00|
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今週のスクラップブック 01月19日

新年のゴルフの帰り
落選市長候補の息子に、車で送ってもらい、いろいろな話をしました。

田舎漁港の現状、北東北の疲弊、食品偽装をうむ業界と仕組み、パブ港の将来像、釜山港と東北の関係。
なにより、彼が取り組んでいる、派遣切りされた人の、営業職への切り替えの難しさは、奥が深そうです。

ワタシが言う自己愛構造体の、構造的故障にハマった若者は、通り魔から、引きこもり、転職困難、職場での適応障害まで、年齢的にも、下は幼稚園児の登園拒否から、上はアラフォー世代まで、なかには定年退職世代の一家心中や自殺・犯罪、親子間での死傷事件などなど、広く分布しています。

政・財界人のノーテンキな発言は、こうした問題への切口が、社会的常識として共有できてこなかった、日本社会の、人間観やその思想的貧困があります。
やはり責任は、「百年の計」を組み立てる力を失った、明治維新期から三流人材しか集まらない、教育業界にあるでしょうね。

それにしても、同世代以上の老人の多くが、「変わった友人」以上の付き合いしかないなかで、最近、ワタシの意見を聞きたがる若いヒトが、ポツポツ出てきたのに、驚いてます。

「変わり者」も、年季が入ると、「妖怪」化していることは事実ですけど(苦笑)

それだけ、教科書的意見が、麻生政権と同じで、信頼を失っているってことでしょう。

こうした意見を
mixi に載せたところ、40代の男性から、社員教育の立場から、関心がよせられました。

ただこのケースは、旧陸軍の軍人系家庭の事情に、「支配欲の強い親」と本人の「引きこもり的要素」があるらしく、単純な指導はむずかしいと、説明しておきました。

この流れで、
>■元派遣、再就職に“心の壁”…「接客苦手」職種にこだわりも (読売新聞 - 01月12日 03:09)
について、mixi に、以下のコメントを載せたところ、賛否両論のコメントをいただきました。
まず、波紋を広げる原因になった、ワタシのコメントですが、
*********
この問題について、まだまだスポ根レベルで、考えるヒトが多いってことに、驚いてます。

ワタシの周囲では、次世代をになう若い零細企業経営者が、すでに真剣にこの問題に取り組み、疲弊した地方経済の立て直しのテコにしたいと、たちむかってますけど。

少なくとも、この問題の垂心の深さと重さを理解してから、戦略を考えようとする息子世代が、まだ数人ですが、ポツポツ現れていることはいることは、うれしいです。

ちょっと極端な比ゆですが、旧陸軍教育的環境で育った経団連の幹部の言動と、こうした青年の意見を比べてみると、経営哲学の「地動説から、天動説へ変換」くらい、大きな変化がおきてる気配があります。

たまたま話した青年経営者は、過日、田舎の市長選に出馬して、見事に落選した友人の息子なのですが、あの狂乱の最大の成果が、これなら、うれしいですね(苦笑)

******
というものでした。

で、このワタシの、
mixiコメントに対して、
一つは、「何ネボケているんだ。田舎は、楽園なのか?」というのと、
「納得できる、アプローチだ」という立場からの、女性のコメントをもらいました。

まず批判は、議論のレベルになっていないので、これはシカトしました。
「納得できる」とのコメントをいただいた、30代とおぼしき女性の日記に返礼にうかがったところ、奇病「SARS(サーズ)」が、白人種には感染しないということをおそわりました。
もうひとつ、「謗法」という、「仏教を誹謗する大罪」が、家庭内で日常的に親子で使われている場合があることを知りました。
こうした知見が突然に舞い込むところが、、世間を狭くして生きている老人には、mixi の面白いところです。

で、その女性の日記には、「子どものころモーツァルトのオペラをこっそりテレビで見ていたら 、父親が「謗法じゃねえか!」と怒鳴り込んで来た」と、ありました。

特に、後者は、偏狭な宗教観は、日本では、あまり広くないと妄信していたワタシには、そうした世界の日常を突きつけられて、驚愕的でした。
その方の日記には、30代の男性の方から、「教義以外の物はどんないいものであれ謗法」・「鳥居をくぐっただけで謗法」・「子どもの頃よく親に言われて、神社は鳥居をくぐらなかった」・「子ども会での神輿担ぎもダメって言われてました」とのコメントがありました。

確かに、
日本でも、偏狭な宗教が、かつて存在したことは、当然知ってましたが、それが今だに日々、生き延びていることに、改めて驚きました。

そこで、思い出したのが、法華一揆や一向一揆、あるいはキリシタン弾圧といった、時の権力に逆らって悲惨な結末を迎えた庶民の歴史です。
で、こうした歴史的現象も、「封建権力 vs 惣村共同体」というくくりだけではなく、その精神的角度から分析の光をあてることも、ありえる話と、感じました。

実際、中世人の喜怒哀楽は、現代からみると、かなり激情的であったようです。
そうした精神史も、われわれの歴史観の豊穣さにつながると思うのですが、それが描ける学者は、まだ見当たらないみたい。

で、中世的な惣村共同体の論理を失った現代では、近代医療を宗教的理由で拒否する類の、適応障害レベルの「妄信・狂信」という、精神的な偏狭さに分類される世界ですが、それが決して消滅してない現実は、いろいろ考えさせられました。

例えば、先の「元派遣、再就職に“心の壁”」記事へのワタシのコメントに、突然、土足で入り込むように批判を残した男性(多分)や、2ちゃんねるやmixiに出没する「ねとうよ・ねとさよ」の、ほとんど暴走族のような、短絡な思考と言動の背景には、広い意味での生育暦に加えて、こうした「心の暴力」の養育環境も、考えておく必要があると、気づいた次第です。

振り返ってみれば、そうした環境が背景にあった事例は、確かに遭遇していました。
ワタシ自身、いくつかの新興宗教から、実際的な支援を求められたこともあり、多くの著名カウンセラーが、宗教団体の顧問に名前を連ねて、小遣い稼ぎをしていることも、知っています。

改めて、「教育」の恐ろしさというか、「刷り込まれたものからの離脱こそが、自分教育力」というテーゼを、どう広げていくかが、問われるところだと感じた次第です。

もうひとつメモしておきたい話で、
mixi ではニュースにもなりませんが、生活困窮から、万引きや窃盗をくりかえして刑に服する知的障害者を、福祉の立場から支援する姿勢を、厚生労働省が取り組みはじめたようです。

前から指摘しているように、受刑者の20%以上が、知的障害者で占められている現実が背景にあるとはいえ、こうした取り組みは、mixi的短絡な世論にも、影響を与えてくれると、うれしいです。

ついでに、100万人に達するという「引きこもり」にも、こうした視線がむくと、良いですね。


遠い将来ですが、「生育暦」に、保険が有効になる時代がくるかもですね。

裁判員制度で、難しい判断を一般国民に求める国ですが、こうした事情に起因する問題は、「自己責任」を求めることは、かなり困難です。

ひいては、広い意味で、防犯的な社会生活の安全や、相互の信頼関係を前提にする社会資本の育成につながることです。


すでに、スペインとかでは、「子どもへの暴力は、親であろうが、何であろうが、すべてを法律で禁止」している国も出てきています。

出来るところからではありますが、「子どもへの暴力禁止」の法律ぐらいは、難しくないことだと思うのですがね。

国政レベルで間に合わないのであれば、「原爆反対」の決議をしている地方議会があるように、地方条例レベルから、立ち上げる方法もあるかもしれませんね。

もっとも、「体罰容認論者」の知事が、国民的人気を獲得する民度の国なので、まだまだ難しいかしらね?

  1. 2009/01/19(月) 00:00:00|
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今年もまた

腰痛がきました(泣)
雪深くはないのですが、去年暮れに降った数cmの雪が、まだ消えずに玄関前に、たまって消えない寒さというのは、なまじ雪が降ってないだけに、奇妙に油断を誘うのです。
暖房つければ暑いし、うっかりつけないでPCとかに触っていると、気がつくと、腰を冷やしてるわけです(悲)

偉そうなことをいっても、自分の腰冷えすら守れない情けなさは、老い先短い身には、ウツ病を誘うのですよ(苦笑)

で、製造業の雇用を減らしても、「仕方ない」で新年会の乾杯ができる経団連や政治家は、サービス業や介護業の人不足に対しては、やはり怠慢ではないかしら?

痛みというのは、他人にはわかりにくいという話でした。

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写真は、庭に残る雪と、年始の客です。
この残雪ですが、信じないでしょうが、5m以内に近づくと、腰がうずくんです。
自分の腰が、こんなにも温度に敏感だったとは、しりませんでした。

静かな山里の温泉とかで見たら、ワタシにとっては、涙がこぼれそうな「日本の原風景」なんですが、今は恐ろしくて近づけません(苦笑)

一晩たって、
温かくして寝たら、まだ宅急便屋は無理ですが、大分らくになりました。
やはり年末の片付けが、利いたみたいです(泣)

今年は、バカを二度くりかえさないように、ウツ病対策を考えます

で、数年前、女房と冬の京都に出かけた際に寄った田舎の木賃宿で買い求めた、薬草をお風呂につけたところ、効果抜群でした。

京都府北桑田郡美山町鶴ヶ丘 の 名前も「きぐすりや」という木賃宿で、売ってます。

1万円で、大きな箱で、2,3年分の薬草が送れらてきます(笑)
なにせ原料は、ヨモギを中心とする、ほとんど雑草ですが、効果はスゴイです。

「他人の痛み」に心がよりそう、「祖先の知恵」に感謝! です。

それにしても、最近の財界人は、
チンピラ政治家と同じで、芸能人なみに、現実が感覚かけているヒトが増えてます。

あるSNSで、彼らの言辞をピックアップしてたので、そこからまた拾ってみました。
もちろん、流れのなかから切り取った言葉だけで、判断も難しいですが、一方、思ってなければ言えないセリフでもあるわけで。

*奥田 碩(日本経団連名誉会長 トヨタ自動車相談役)
「格差があるにしても、差を付けられた方が凍死したり餓死したりはしていない」
「マスコミの厚労省叩きは異常。報復しようかと。スポンサー引くとか」

*御手洗冨士夫(キヤノン会長、日本経済団体連合会会長)
「偽装請負は法律が悪い」
「新卒社員は学生時代の成績で初任給に格差をつけろ」
「派遣労働が低賃金なのは当たり前。気ままに生活して賃金も社員並みというのは理解できない」

*宮内義彦(オリックス会長 元規制改革・民間開放推進会議議長)
「パートタイマーと無職のどちらがいいか、ということ」

*奥谷禮子(人材派遣会社ザ・アール社長 日本郵政株式会社社外取締役 アムウェイ諮問委員)
「格差論は甘えです」
「競争はしんどい。だから甘えが出ている。個人の甘えがこのままだと社会の甘えになる」

*篠原欣子(人材派遣会社テンプスタッフ社長)
「格差は能力の差」

*南部靖之(人材派遣会社パソナ社長)
「フリーターこそ終身雇用」

*林 純一(人材派遣会社クリスタル社長)
「業界ナンバー1になるには違法行為が許される」

*折口雅博(日雇い派遣グッドウィル・グループ会長)
「日本で払う給料は、間違いなく中国で払うより高い。労働者が、もの凄く安いコストで働いているというようには私は思っていません」

*猿橋 望(NOVA創業者)
「労働基準法なんておかしい。今は24時間働かないといけない時代なのに」

*秋草直之(富士通代表取締役会長)
「業績が悪いのは従業員が働かないからだ。」

*渡邉美樹(ワタミ社長)
「24時間仕事のことだけを考えて生きろ」
「人間はなにも食べなくても[感動]を食べれば生きていけるんです」

*鈴木修(スズキ会長)
「土曜休んで日曜も休む奴は要らない。8時間働けばそれでいいなど通用しない。成果で報酬がでるんだ」

*永守重信(日本電産社長) 
「社員全員が休日返上で働く企業だから成長できるし給料も上がる。
たっぷり休んで、結果的に会社が傾いて人員整理するのでは意味がない」

などなど。

断片だけ取り上げれば、かなり「無神経」なこうした発言は、坂本哲志総務政務官の、東京・日比谷公園の「年越し派遣村」に関して「本当にまじめに働こうとしている人たちが集まってきているのか」という発言と同じで、やはりどこか「他人事」というか、「自分の都合しか見ていない」だけの非現実感というか、解離性障害を感じてしまいます。

こうゆう自己チューな財界人が、政治家たちは好きなんですよね。
まあ、「同じ身勝手体質」ってことなんでしょうけど。
そうした人間たちをリーダーに選らんでしまう、庶民の「奴隷意識」ってやつも、問題なんですよね。

まあ、一方
麻生君が「100年に1度」、マスコミが「未曾有の不景気」とあおる金融不安も、アメリカの「借金による過剰消費」を演出して、世界の資金を吸収する錬金術的な仕組みの崩壊なわけで。
それに便乗していた輸出依存型産業が影響を受けても、それがそのまま「日々の実体経済」への影響となると、もう少し見えてこないわけです。

一方、オバマ政権への期待が、日本でも勝手に過剰に膨らんでいるようですが、日本では、この機会に、「福祉、医療、教育、年金」といった社会的ネットワークを再構築する必要があるわけで。

その点では、先にあげた経営者たちの、「自分は正しい」だけの身勝手な発言は、賞味期限切れの落下傘候補を、「TVで見るよりきれい」とかいっている目黒のアホな区会議員と同じレベルで、あまりにもオツムの切り替えができてないなあと、思うわけです。

はやり最大の問題は、輸出依存産業を「シノギ」とヤクザ言葉で表現する麻生的政治家ではなくて、次の世代のための「心のインフラ」というか、次世代のための「政権構想」こそが、必要なんでしょうね。

*ついでに、仙台市長は今年夏に選挙なのですが、やはり隣のオバサンですら「女房が使ったのだろう」と想像する「タクシー券問題」が、トドメになりそうです。
規模は違いますが、ブッシュJrのトドメが、無能イトコだったかのハリケーン対策の無策と、似ています。
「権力の私物化」というのは、「心のインフラ」のモラルの崩壊なんです。

もっともこの「モラル問題」は、「社会的想像力」という「リアリティーの欠如」であるわけで、精神の幼稚性に根ざしているんですけどね。

それだけに、このレベルの問題で、「副市長が3人減給の引責処分」というのでは、市役所の職員ですら、納得できないでしょう。

先にあげた、志の低い財界人の言葉は、その一歩手前ですけどね(苦笑)

ブッシュJrやその子分・小泉たちの最大の罪は、こうしたモラルハザードのグローバル化で、仙台の田舎町にまで、それをひろげてしまったことでしょうね。
そのひとつが、安倍元幹事長の、「金で民意を買ったモラルハザード」の「やらせタウンミーティング」や、「裁判員制度の説明会」だと思います。

「みんなが、やっているから」と、目先の小遣いに目がくらんだ、田舎マスゴミの罪は、大きいのです。
これが「強欲資本主義」の、最大の社会的影響じゃなかったかしら?

食品偽装問題の多くも、小泉時代で発端がおきてない?

世界のグローバル化は、世界を狭くしないで、世界をファンタジック化したように思えます。
確かに、ノートパソコンから発信されて、波長1.5ミクロンの赤外線信号に変換された情報は、毎秒3.2テラビットの光ケーブルの奔流に飲み込まれて、瞬時に世界に拡散します。

しかし問題は、情報を受け止める側の、社会的想像力のリアリティーなんです。

疑問が出てきた若いヒトの国際感覚
>住民が人質救出を計画=赤羽さん解放、地元も歓迎-ソマリア時事通信社 - 01月08日 23:01
ちょっと方角が違う話に聞こえそうですが、まず日本の近代化ですが、「アジアへの侵略」と、「帝国主義同士の抗争」という2つの側面を、明治時代から運命付けられていました。

西郷隆盛と福沢諭吉は、その代表でしょうが、この話は対立軸にはならないで、からみあっています。

で、ここにきて、オバマへの期待が、日本でも過剰にふくらんでいるようで、「死に体ブッシュ」の間隙をぬって、せっかく「世界をリード」とはいかないまでも、「存在感のアッピール」ぐらいはできるチャンスなのに、日本の3流政治家は沈黙を余儀なくされてます。

しかし中国は、57兆円の内需拡大をうちだして、世界のマネーのアブソーバー(吸収国)になろうとしています。
日本の個人資産は、1500兆円あると威張ってますが、政府はアメリカの言いなりになって、どんどん目減り策ばかり。
しかもアメリカ高官は、中国を最大のステークホルダー(利害共有国)といいだしてます。
「金はあるけど、存在感がない国」というのが、アメリカの日本観なのでしょう。

例えば、軍事的・外交的ストレスがない戦後50年を生きて、外交的「しなやかさとしたたかさを持たない日本の外交政治」が通用しないことは、「拉致問題」でも見せつけられました。

で、国際医療支援団体「世界の医療団」の若い日本人の女性医師の解放ニュースへのmixiコメントの数と中身の貧しさは、この国の若者が、シビアな国際感覚から、いかに孤立して日々を生きているかが良くわかります。

敗戦ショックで、日本人の国際感覚は、明治時代の「桃太郎」型侵略思想から、一気にアメリカ一辺倒に傾いて、アメリカに「民主化教育の成功例」と錯覚させるほどの成果を収めました。
しかしその国際感覚の実態は、「チャンコロ」から、「アフリカといえば、動物のクニ」へ、というレベルなんです。

税金で身代金数億を払わざるをえないということは、それだけ国際教育が間違えている中で、厳しさも人情も、身体で勉強してもらったわけですから、ワタシとしてはOKです。
ジャンボ旅客機のパイロット一人の教育費用が、2億円だそうですから、若い世代に「まともな国際感覚の芽」が育つなら、安いものです。

しかし一方で、田母神前航空幕僚長の、日露戦争時代の「桃太郎」型自己チュー発言は、国費で中国旅行させてもらったド田舎の侵略戦争体験老人だけでなく、ねとうよ の若者たちの喝采を呼びました。

こうなると、日本の今の「国際化教育」の中身は、ディズニーランド的アメリカしか見ていない、アメリカ植民地教育にすぎないのかと、思えてきます。

同盟国アメリカの協力要請を口実に、自衛隊の海外派遣をもくろむヒトたちは、ブッシュのテロ戦争の後退で、今度は「海賊退治」まで言いだしましたが、装備も戦闘能力も、自衛隊は海賊には勝てません 。
映画ではないのですから、海賊プロを相手に、サラリーマンが、勝てるはずがありません。

しかも1発数十億円の失敗ミサイルや、漁船を踏み潰すイージス艦といった高価なオモチャは、オモチャだから良いので、これが実戦能力を持ち始めたら、座標軸としてアメリカと中国の狭間にある日本など、ひとたまりもなくなります。
現にアメリカ太平洋軍司令官キーティング司令官は、「太平洋を二分して、米国がハワイ以東、中国がハワイ以西」を管理する分割支配を、中国が提案していると証言しています。
オモチャ片手に脳天気なことをいっている田母神君は、日本がハワイの東にあるのか、西にあるのか、知っているのかしら?
力もないのに、近隣諸国の反発を集めて喜ぶ自衛隊幹部というのは、空手を習い始めたばかりのチンピラみたいに思えてきます。
みすみす、中国の軍備拡張の口実を与えて、何が「国益」でしょうか?

日本の地政学的位置
2000年前から、「中国に強い国が生まれると、日本は中国に従属し、中原が混乱すると、日本に強い亡命政権が生まれる」という法則は、極東の地政学的位置からも、ひとつの法則をもちます。
極東のアニミズムの孤島「神国日本」は、守りには実績がありますが、こっちから大陸に出かけていって、勝てたためしはありません(苦笑)
まして一時の戦闘と、長い期間の占領・植民地経営とは、また次元が違います。

植民地というのは、支配される側よりも、支配する側の精神を、蝕むのです。
サブプライム問題の本質は、ブッシュJrを祭り上げた「強欲資本主義」が、国内植民地の「貧者」をエジキにした、「モラルの問題」だったということです。

そんなバカなことを、今さら日本の未来に夢見るやからは、暴走族以下の知的水準です。

だからワタシは、今回の解放は、詳しい事情はみえませんが、「草の根外交の芽を、2億円で買った」として、これで良かったと思います。
この2億円を、どう有効に使うかは、大人の責任です。

写真で見る限り、あの若い女性は、なかなか垂心の深い表情をしています。
こうした、したたかな、たくましい若い日本女性の誕生を、歓迎したいです。

で、ついでに、
こうした日本の地政学的な立場から見れば、今、日本が目指すものは、北欧的中堅国家としての国づくりでしょう。

教育と環境技術や社会福祉を強くして、特色ある国づくりを目指せば、1500兆円の個人資産も、世界に貢献する力になるでしょう。

しかし「教育思想」ひとつをとっても、「学力の構造」という点だけでも、まだまだリアリティーが欠如しています。

ですから、そのシステムの構築は、今の与野党には、むずかしそう。

となると、当面、政権シャッフルは続くでしょうが、混乱に乗じて吹き出しそうな「日本大国幻想」は、歴史的リアリティーがないという点で、ワタシは反対です。

  1. 2009/01/12(月) 00:00:00|
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新年早々、

忙しくしてます

元気です。

新年の抱負とかは、毎度のことで、特にないので、ゆっくり更新しますねm(__)m

結局、
年末の片付けで草臥れて、元旦は、一日寝てました(笑)
働かないと、ポイされますので、生き延びるためには、仕方ない労働奉仕なのです。
ノーテンキに見えて、老体にムチ打って、生きているのですぞ!
(信じないだろうけど)

で、いつも出掛ける神様めぐりも、ワタシは失礼して、近所のお稲荷さんだけに、アイサツしておきました。

年頭にあたり、偉そうな警句や抱負などとは、縁が無いままにすごしてきた人生なので、いまさらなにもいうべきものもありませんが、世界的不景気に伴い、今年はネトウヨが跋扈しそうなので、目に付くハエを叩くセンサーと機能を、少し強化しようと思ってますが、逆に叩き落とされたりして(苦笑)

年末、若ヒトと話してたら、今どきの若者は「リアリテイーを希求」しているとか。
老若男女に人気が高いネトウヨに対抗するには、大事だし、おもしろい切り口なのかなあ、とかって、漠然と思ってます。

経済成長、大企業、学歴、新自由主義市場、構造改革、国際貢献、100年に一度の不況、格差社会、、。
どの言葉をとっても、言葉の趣旨と実感とに、いろいろズレがあるからでしょうか。

「NPOに興味が高まってます」とある若者がいってたので、我が家のNPO暦25年の専門家に聞いたところ、「あこがれだけじゃ、やっていけないのよ」と、あい変わらず、愛想のないきついものの言い方でした(苦笑)
「後継者を育てるのが、仕事なんだけどさあ」と、それなりに悩んでいるみたいですけど。
芸能タレントと違って、こうした才能は、どんどん流出してこそ、育てたことになるわけで(苦笑)

「リサイクル技術は、世界に売れる」といいながら、そうした砂金を、小さな金塊にまで集める作業が、大変なんだよね。

ただ、昔からワタシが主張していた、「裏の小川で、小さな水車の自家発電」とかいうアイディアも、一部では実現してきているみたいで、うれしいです。

で、それをまとめる政治家が「いないのよ」と、我が家の専門家は、ブツブツいってます。

中ぐらい以下の春ですが、我が家はどうにか、元気してます(苦笑)

ところで、
年末年始のジャーナリズムは、 市場自由主義推進者の反省や、従来は相手にされなかった「人材資源論者」の発言が目に付いてます。

それにしても、ジャーナリズムの、2ちゃんねるや mixiの ねとうよレベルの、思考の浅さが、気になります。

かく言うワタシも特に思考が深いわけではありませんが、ふだんは山奥に引きこもり生きているので、他人様のご意見に日々振り回される機会があまりないからか、「なんか変」という思いは、ここ数年前から感じていました。

岡目八目で他人がすることは、いろいろ先が見えやすく、自分がするときは見えなくなることも事実なんですが、それにしても、世界中の俊才たちが、こぞって市場自由主義どころか、「強欲資本主義」に傾いたのは、何が原因だったのでしょうか?

後から反省したり文句言ったりするのは、出来やすいことで、激流の中で、流れに竿差すことが難しいことも確かですが、それにしても反省がない世界です。

19世紀末、ヨーロッパの帝国主義が保護主義に陥り、結局20世紀前半の2つの世界大戦の原因をつくりました。
特にアフリカそしてアジアや東ヨーロッパの低迷は、そうした当時の帝国主義の傷跡ともいえます。
一方、周辺国だったアメリカが、その開拓神話の冒険主義で、20世紀中葉から国力を高め、21世紀にはいって「100年に一度」とかいう世界的な経済的混乱を引き起こしました。

日本の近代化は、「アジアへの侵略」と、「帝国主義同士の抗争」という2つの側面を、明治時代から運命付けられていました。

しかし世界史的には、資本主義と民主主義は、同じではないですが、並行して展開してきました。
資本主義が身体とすれば、民主主義は、その意志決定ともいえるでしょう。
近代民族主義は、そうした生態のひとつの表現ともいえます。
で、この意思決定にボケが混じると、当然ながら身体は故障します。

生活習慣病や精神的疲弊のかなりが、こうした意志決定段階でのトラブルです。

いつもこした政治災害の犠牲を強いられる庶民は、どの時代にも、一方で踊らされながら、一方でシビアな視線を持ち続けてきました。

政治災害のチョウチン持ちがマスコミで、近年、2ちゃんねるでさえ「マスゴミ」という言葉をうみ出しました。

メディアリテラシーの発達は、社会の精神的成熟に比例するでしょう。

政治やメディアの貧困も、アメリカ帝国主義の、戦後の対日本政策の後遺症なんでしょう。

アメリカンドリームの最大の宣伝機関だったハリウッド映画も、資金どころか、アイディアそのものが、枯渇しているとか。
まだまだアメリカの政治家は、「強いアメリカ」を信じているようですが、大衆操作の技法に、今年はいろいろ変化がおきそうです。

で、話し変わりますが
最近、迫り来る衆議院出馬予定の、賞味期限が切れた小泉チルドレン(佐藤***)の国替えを、「TVで見るよりきれいだ」とかいう理由で、街中でチョウチンを持つ自民党のオジサン区会議員に、うちの奥さまは「バカにしている」と激怒してます。

2ちゃんねるやmixiといったネット世論だけが、軽薄だとはいえないという例として、あげたつもりです(苦笑)

マクロとミクロは、案外に、身近な生活のなかにいるなあ、というのが、新年の感想です。

都内でも小規模で、女性長寿が多いという目黒区の民度が、今年は試される年になるのかしら?

今年はまた、かれこれ10年ぶりに目黒の住人に戻るつもりですが、この目黒の「けだるい民度」も、結構つらいものがあります。
奥さんは、田舎の「超けだるさ」をバカにしますが、これはこれで、放置されている分、ウツ病にかかる危険はありますが、ワタシのような引きこもりタイプには、楽なところがあって、それがまた奥さまの怒りを呼ぶらしいですけど(苦笑)

  1. 2009/01/05(月) 03:38:46|
  2. 身辺
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あけまして

おめでとうございます

本年も、よろしくお願いいたしますm(__)m

年賀状
  1. 2009/01/01(木) 00:00:00|
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プロフィール

元・学園長

Author: 元・学園長


ここを執筆する 元・学園長 ですが、還暦はとうにすぎているのに、最近、江戸 手描き友禅 の修行もはじめました。

ここの絵は、当時小学4年生の男の子が描いてくれた絵です。
下手な写真よりも、はるかに元・学園長の特徴をつかんだ、観察力と表現力なので、今でも大切にしています。

はじめての方は、引越しソバ代わりのおみやげもありますので、下記をご覧ください。
引越しのご挨拶

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